我が国の今日的文明を担っているのは、電気であるといって差し支えありません。その電気は、消費量に対し常時同量の発電力を必要とします。それでも、何らかのトラブルにより発電量が落ちるか、消費量が増えると、停電が発生します。発電設備は最大消費量より余力を必要とし、常に発電所の建設や設備の改善を怠ることはできません。
当社は創業以来、原子力、火力発電所の建設から定期検査まで、工事の主要部分をお手伝いし、顧客から高い技術力を評価され年々施工分野が増えてきました。電力消費分野では、製造工場のプラント設備新設工事や一般オフィスビルの受電設備をはじめ、照明、空調、防災、通信などの設計・施工の一切にお答えしています。
最近では太陽光発電という環境にやさしい新エネルギーの分野においてもいち早く教育・訓練に取り組み、最新設備の建設に参画しています。
当社はこのように公共性の高い業務を主体としているため、技術的にはもちろん、社員の資質の面でも高いレベルが求められるのは当然です。このため、社会の構成員としての自覚、人間としての資質向上を願い、定期的な社員教育を特に重視しています。
技術教育においても、電気理論から、工事の実際まで専門カリキュラムが充実しており、より豊かな人間性と技術者としての誇りをもてる環境整備に力を入れています。当社が顧客の皆様から信頼され、安心して工事を発注していただけるのも、このような企業姿勢に共感をいただいているからであろうと思っております。
本当に社会に貢献できるのはまだまだこれからですが、微力ながら社員全員の力で日本のエネルギー事業の一翼を担っていきたいと思います。
皆様の暖かいご支援賜りますようお願い申し上げます。